某県の不動産会社にて、現金約2900万円・高級腕時計76点(約1億2000万)が盗まれた事件の犯人が先日不起訴処分になりました。
事件としては8月に起きていたのですが、結果的に証拠不十分で不起訴となったとの事です。
捕まった犯人が本当に犯行をしていなかったのかは不明ですが、不動産会社からしたら総額1億5000万円もの被害なので絶対に許せないことだと思います。
犯罪をする側が悪いのは勿論ですが、セキュリティ会社の立場からすると被害に遭われた会社ももう少し対策ができたのではないかと感じてしまいます。
防犯対策とは、私たちのようなセキュリティ会社のサービスを導入する事も重要ですが、ご自身で簡単に出来る防犯対策をすることも非常に大事なのです。
防犯対策
・現金(金目になる物)を置かない
これは必須です。
やはり泥棒は「お金」や「現金化しやすいもの」を盗みます。
また、お金や腕時計は持ち運びが簡単なため格好の餌食になってしまうのです。
どうしても現金を置いておかないといけない業種の場合でも、会社に置いておく金額は最低限に抑える必要があります。
・施錠の徹底
窃盗事件の侵入方法としては、「無締まり」が約4割ほどあります。
また、ガラス破りも3割ほどと多く、ドアや窓の対策もとても重要です。
ドアに関しては必ず施錠をすること。
また、「補助錠」などを設置したり、バール等でのこじ開けを防ぐためにもドアにガードプレートを用意する事でより被害が防ぎやすくなります。
窓に関しては、防犯ガラスや防犯フィルムを使用することで、侵入までの時間を掛けさせることが出来ます。
・防犯カメラの設置
防犯カメラは24時間人の目の代わりに働いてくれます。
不在の際でも、今では遠隔でカメラ映像を確認する事が可能となっております。
カメラがあることと被害に遭わないことが直結するわけではありませんが、一定の抑止効果があります。
・入口に入退室管理システムを導入する
入退室管理システムを導入すると、決められた人しかドア(鍵)が開きません。
また、入室者の管理・記録が出来るため出勤者や退勤者の把握をすることも出来ます。
・赤外線センサーやマグネットセンサーを設置する
ビルなどの一室ではなく敷地がある場合は、敷地に赤外線センサーを設置する事で泥棒の侵入を抑止します。
マグネットセンサーはドアや窓に設置する事で、窓からの侵入を抑止します。
以上のように、色々な対策方法があるのですが、防犯を考えるときはまずご自身で出来る対策をやるだけでも狙われるリスクが少なくなります。
まずはお気軽にお問い合わせください。
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