某県の神社仏閣のさい銭を盗んだとして、無職の男が逮捕されました。
16件で約10万円の被害との事で、犯人は「神社仏閣は捕まるリスクが低いと思った」との事。
昨今テレビのニュースなどでも神社仏閣での窃盗事件取り上げられる事が度々ありますが、令和元年の神社仏閣の侵入犯の認知件数は約1500件にのぼります。
毎日4件以上が被害に遭っているのです。
では、神社仏閣では実際にどのような事件が起きているのでしょうか。
・さい銭泥棒
・社務所荒らし
・仏像などの盗難
・器物破損
・落書き
・放火
このような被害が起きています。
なぜ狙われてしまうのかその理由が、
・誰でも入る事が出来る
そもそも神社仏閣は観光客や参拝者など不特定多数の人が訪れる場所であります。
どうしてもそのシステム上、日中は誰にでも入れることが出来てしまうためリスクがとても高く不審者を見分けるのも難しいのです。
また常に閉まっている神社仏閣だと、訪れる方も居なくなってしまうため開放しておくしかないのが現状です。
・夜間は人の出入りが少ない
上記とは逆に、夜間は門が閉まっており外灯も少ないところが多く、また外からも見えづらいため、目立たずに犯行をする事ができるのです。
・建物が木造である
建物が木造のため、放火犯にとってはかっこうのターゲットとなる可能性があります。
・仏像が転売される
やはり仏像や神像は価値のあるものが多く、海外などで高く売れることもあるため、転売目的で窃盗されるリスクが高いです。
以上のように、狙われるには理由があるのです。
ではどの様な対策が有効なのか、
・防犯カメラの設置
カメラは24時間人の目の代わりとなって監視をしてくれます。
侵入経路になる入口、さい銭箱、境内、社務所、などの被害に遭う可能性のある場所に設置するのはとても有効です。
・現金の管理を徹底する
現金は極力なくしましょう。
社務所などに現金は置かないようにすることが重要です。
また、さい銭箱の中の現金は放置せずこまめに抜いておきましょう。
・センサーライトを活用
泥棒は目立つことを嫌がります。
人が通過するとライトが点くため、さい銭箱や境内付近などリスクの高い場所に設置するのは有効です。
・赤外線センサー、パトライトの活用
侵入されたくない箇所、夜間に人が通過するはずのない箇所などに設置する事で、パトライトや警報ベルなどで泥棒を威嚇し撃退します。
また、管理者に通知をする事が出来るため、すぐに警察に通報する事も可能となります。
弊社の考えは、「狙わせない」「犯行途中で諦めさせる」事をコンセプトに防犯対策の提案をしております。
少しでもご心配事がありましたら、無料防犯診断も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
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