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被害総額2億円!寺院の窃盗事件!

実際の被害

関東4県で昨年以降、寺院で窃盗被害が相次いでおり、被害総額は約2億円にのぼっています。

被害に遭った寺院はいずれも防犯カメラが付いておらず、窃盗団はそのような寺院を狙っての犯行だということが分かります。

寺には歴史的な建築物が多く、景観を損ねたくないとの思いから防犯カメラなどの設置を好まない傾向があります。

泥棒からすればまさに格好のターゲットなのです。





寺院や神社などで起こる被害

・さい銭泥棒


・社務所荒らし


・仏像などの盗難


・器物破損


・落書き


・放火


このような被害が起きています。



狙われる理由

・誰でも入る事が出来る

寺院や神社などは観光客や参拝者など不特定多数の人が訪れる場所であります。

そのシステム上、特に日中は誰にでも入れることが出来てしまうためリスクがとても高く、不審者を見分けるのも難しいのです。

また常に閉まっていると、訪れる方も居なくなってしまうため開放しておくしかないというのが現状です。


・夜間は人の出入りが少ない

上記とは逆に、夜間は門が閉まっており外灯も少ないところが多く、また外からも見えづらいため、目立たずに犯行をする事ができるのです。


・現金が置いてある

昨今電子マネーが使える寺院などもありますが、まだまだ現金を扱っていることがほとんどです。

寺院の収入は檀家からの寄付や供養の際に受け取るお布施、支出は法要の際のお香やお菓子の代金、墓地の清掃代などがありますが、いずれも現金がメインになっております。

その様なことから、手元に現金があった方が良いという方が多いのです。


・仏像が転売される

やはり仏像や神像は価値のあるものが多く、海外などで高く売れることもあるため、転売目的で窃盗されるリスクが高いです。


・建物が木造である

建物が木造のため、放火犯にとってはかっこうのターゲットとなる可能性があります。


様々な被害がありますが、一番多いのは窃盗です。



有効な対策

・防犯カメラの設置

カメラは24時間人の目の代わりとなって監視をしてくれます。

侵入経路になる入口、さい銭箱、境内、社務所、などの被害に遭う可能性のある場所に設置するのはとても有効です。


・防犯ガラスを使用する

侵入窃盗の場合は窓ガラスを割って入る事が多い為、防犯ガラスを活用する事で侵入時間を掛けさせることが出来ます。

侵入までの時間が長くなればなるほど犯行する確率が下がります。

また、警察が到着するまでの時間を稼ぐことも出来るのです。


・現金の管理を徹底する

まだまだ難しい環境かもしれませんが現金は極力なくしましょう。

社務所などに現金は置かないようにすることが重要です。

また、さい銭箱の中の現金は放置せずこまめに抜いておきましょう。


・センサーライトを活用

泥棒は目立つことを嫌がります。

人が通過するとライトが点くため、さい銭箱や境内付近などリスクの高い場所に設置するのは有効です。


・赤外線センサー、パトライトの活用

侵入されたくない箇所、夜間に人が通過するはずのない箇所などに設置する事で、パトライトや警報ベルなどで泥棒を威嚇し撃退します。

また、管理者に通知をする事が出来るため、すぐに警察に通報する事も可能となります。



以上のように、寺院には様々なリスクがあります。

弊社はお客様それぞれのリスクに合わせて防犯対策を提案させて頂いておりますので、お気軽にご相談ください。


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