・資材置き場は窃盗犯の絶好のターゲット

資材置き場は窃盗犯にとって、最も狙いやすく、利益も大きい場所の一つです。資材置き場は屋外にあり、金目のものも多い場所だからです。
鉄板や銅線などの資材はもちろん、スクラップや金属くずもターゲットとなります。それだけでなく、重機にも注意。重機もまたターゲットにされるものの一つで、重機を持ち去ったり、重機を解体してバッテリーやパーツを盗むといった窃盗もあります。
・防犯対策は念入りに!
狙われやすい資材置き場には、窃盗犯もあの手この手で知恵を絞ってきます。例としては、鉄の壁で覆っていたが、鉄の壁を壊して侵入された。防犯カメラをマジックペンで黒塗りにして視界を遮った。壁際に置いておいた資材を、クレーン車で吊り上げて盗難された等です。
資材置き場で盗んだものは大きな利益が見込めるため、窃盗犯は集団の場合もあります。そのため、セットに対する知識や経験も豊富な場合が多く、どうすればセキュリティを突破できるかの手口を知っています。なので、ある程度強引な手段を取ることがあり、また、そうしても窃盗が成功するのです。
リーマンショックから回復するにつれて金属の価格が上がることが予想されますし、組織的犯行や、熟練者による犯行が多いので、資材置き場のセキュリティは特に念入りにやっておきたいですね。
・資材置き場の防犯対策
では具体的な防犯対策を検討していきましょう。窃盗犯が恐れるのは人目です。窃盗犯は、なるべく人目に付かないように、人気の無い場所で、人気の少ない時間を選んで犯行に及びます。
人目に付きやすいようにするには人感ライトや警報サイレンが有効ですが、特にライトについては、それだけで異常事態だと認識する一般人は少ないでしょう。これだけでは威嚇以上の働きは難しいし、経験豊かな窃盗犯は、威嚇されても怯みません。
大事なのは、異常を察知して、いち早く警備会社や警察に通報することです。それには窃盗犯を発見する所からですが、これには赤外線センサーと監視カメラの併用がいいでしょう。
赤外線センサーと監視カメラを設置する際の注意点としては、窃盗犯に気付かれないように設置することです。気付かれてしまうと向きを変えられたり、レンズや感知機能をを塞がれたりされてしまいます。
ライトやサイレンの近くだと簡単に発見されてしまうので、設置場所は他の機器から離れた所にしましょう。色は目立たない黒色にした方がいいでしょう。また、監視カメラの死角を赤外線センサーでカバーすると効果的です。
窃盗犯は、あの手この手でセキュリティの抜け道を探してくるので、こういった複合的なセキュリティ対策を施して対抗することが肝心です。
↓資材置き場の防犯セキュリティシステム詳細は下の画像をクリックしてください↓