10月上旬、某県の農場からトラクター(250万円相当)が盗まれる事件が発生しました。
犯人は外国人3人組であり、トラクターをトラックに乗せ運んだとの事。
トラクターの盗難事件は全国的に相次いでおり、9月末までに北関東だけで100件以上、被害額はかなりの額になります。
農業経営者にとってトラクター等の農業機械はなくてはならない資材であり、農業者の重要な資産でもあります。
農業を共に支える相棒であるトラクターの盗難は、経済的な打撃だけでなく、作業効率の低下を招きます。
■なぜトラクターが狙われるのか
・お金になる
トラクターは高額で数百万~1000万するものもある
・野ざらしになっている
自家用車などと違い車庫などに入れていないケースが多い為、犯行しやすい
・タイヤが付いている
いくら重くてもタイヤが付いているため、エンジンさえかかればそのまま運転出来てしまう
・敷地が広い
農家は敷地が広い為そもそも侵入されやすく、作業着などを着ていると犯人だと分かりづらい
以上の様なことが考えられます。
とても酷ではありますが、農家は狙われやすいのです。
だからこそ農業者の皆様には防犯対策を意識して頂きたく思います。
■対策方法
・野ざらしにしない
いまだに畑などに置いたままの方もいらっしゃいます。
鍵のかけられる倉庫(車庫)に置くようにすることが大事です。
・盗難予防器具を使用する
「相棒」という名の盗難予防器具などがあります。
こちらはホイールの隙間に差し込む器具で、車輪の回転を防ぐことができ簡単に盗難ができず、時間を掛けさせることができます。
・防犯カメラを設置する
防犯カメラを設置することで一定の抑止効果が期待できます。
泥棒も撮られていると警戒心を強めます。
遠隔監視できるようにすることも重要です。
・センサーライトを設置する
人が近づいたときにライトが付くようにすることで、泥棒は嫌がります。
・赤外線センサー、パトライトを設置する
赤外線センサーが反応する事でパトライトが音や光を発し泥棒を威嚇します。
以上のような対策をする事がおススメです。 大切な資産を、盗難被害から守るためには、簡単に盗まれないような自主防衛策が必要となります。
農業を営む方は是非ご相談ください。
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