◆トラクターの盗難被害状況◆
北関東では昨今、トラクターなどの農機具が盗まれる被害が多発しています。
手口としては、事前に盗んだトラックにトラクターを載せて盗む、業者を装って訪ねていった後に盗む、といった手口だそうです。
特に茨城県内では、2021年1月~8月のトラクターなどの農機具の盗難被害件数は54件。ほとんどがトラクターで、昨今の同時期と比べても19件多いそうです。
実際、茨城県土浦市に住むスリランカ人の男性が、別のスリランカ人の男性と共謀して、群馬県甘楽郡の農業関連会社の敷地内からトラック1台(時価総額150万円相当)と、富岡市のトラクター置き場からトラクター1台(時価総額200万円相当)を盗んだとして逮捕されるといったニュースも見受けられました。
◆なぜ、トラクターが狙われるのか?◆
狙われる理由としては、日本製のトラクターは部品だけでも海外で高値で売買されているからです。また、トラクターは屋外に置かれたままでいることが多く、カギを付けてままにして離れてしまうことが多く、盗みやすい環境が揃っているからです。
◆盗難被害に遭わない為の対策◆
では、どのように対策をすればトラクターの盗難防止に繋がるのでしょうか?