近年の防犯カメラは機能や解像度など技術の向上により、かなり鮮明に映ります。
技術が向上することは防犯上大変素晴らしいことなのですが、その分必要以上な情報が映り込んでしまう可能性も出てきます。
ご相談頂く中にも、プライバシーの侵害を心配される方もいらっしゃいます。
そこで、経済産業省による個人情報保護のためのガイドラインでは、防犯カメラの設置については次のように示されています。
・防犯カメラによって特定の個人が識別できる
映像を撮影する場合は、原則として個人情報
の利用目的を本人に通知・公表しなくてはい
けない
・個人情報の利用目的が明らかであると認めら
れる場合は、利用目的の公表の必要はない
・一般的に防犯目的のための防犯カメラ設置は
利用目的が明らかと認められ、利用目的の公
表の必要はないとされる
他にも、市町村ごとによってそれぞれのガイドラインがあったりします。
このように、現代生活の中に広く浸透している防犯監視カメラですが、正しい設置や管理をしないとプライバシーを侵害してしまう恐れがあるため、利用者がきちんと管理しなければならなりません。