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非鉄金属スクラップ業は泥棒に狙われやすい?
非鉄金属が泥棒に狙われる理由
昨今、非鉄金属の盗難事件が多発しています。
知らない人から見れば、ただの鉄くずに見えるようなものでも、泥棒からすれば宝の山にみえるのです。
非鉄金属が泥棒に目を付けられるのには理由があります。
非鉄金属は価値が高い
金属価格が高騰し、鉄や銅線などは高く売れるため目をつけられます。
工事現場の鉄板やマンションの側溝、線路の電線や歩道側溝の溝蓋などが被害にあっています。
換金性が高く、足がつきにくい
非鉄金属はその換金性の高さや、足のつきにくさから泥棒され、味をしめた同一人物が何度も繰り返し犯行することが多くあります。
金属は古物商の対象にならないため、持ち込んだ業者の身元確認が不要なことから、窃盗団がこぞって盗品を換金しているのです。
非鉄金属スクラップ業は工業地帯に多く人気(ひとけ)がなく盗みやすい
鉄や銅が大量に置いてあるような資材置場などは人気がない場所にあるため、作業着の恰好をした泥棒が夜間に出入りしていても、周囲の人は疑問に思わず怪しまれないなどの理由で盗みに入りやすいとされています。
銅線や非鉄金属を守るためには
泥棒の被害に合わないためにも、備えが必要です。
そのためには防犯対策をとり、泥棒が盗みにくい環境を作ることが大切です。
防犯カメラをつける
防犯カメラをつけることで監視し、いち早く異常に気付くことができます。
また、わかりやすい場所に設置しておくことで泥棒への敬遠にも役立ちます。
赤外線センサーをつける
赤外線センサーを設置しておくと侵入者を検知し、異常を知らせることができます。
カメラやライトなどと連動しておけば捉えた不審者情報を共有することもできます。
パトライトサイレンや警報ベルをつける
赤外線センサーなどと連動させてベルを鳴らすことで泥棒を威嚇し、盗難を防ぐことができます。
泥棒には人の目を集めるような対策が効果的といえるでしょう。
被害に合わないためには防犯対策を
非鉄金属は価値が高く、換金率も高い事から盗まれやすいです。
大きいものから小さなものまで「こんなものは盗まれないだろう」という隙をついて泥棒は盗みにきます。
泥棒が盗みにくいと感じるようにカメラや警報ベルを設置して備えておくことで大きな損失を未然に防ぐことができます。
特に人気(ひとけ)の少ない場所にある工事現場や資材置場などでは、作業着をきていれば人の目を誤魔化されやすく危険です。
内部や外部にも対策を施しましょう