昨今、金属スクラップの相場が全体的に上昇しています。
そのせいもあり発生地域の拡大、盗まれるモノも拡大しています。
また、手口もどんどん巧妙化してきているようで、中でもステンレスが銅よりも高く売れることからステンレス製のモノが狙われているようです。
何故、盗難被害に遭いやすいのか
非鉄金属工場などは作業服を着て白昼堂々と犯罪を行っており、目撃した人も泥棒とは感じず、警戒されずに行うことができます。
また、一般的に金属の買受をする際に「古物商」及び「金属屑商」の許認可が必要になりますが、この許認可の取得難易度は低く、基本的に誰でも取得することが可能です。
「古物商」及び「金属屑商」で事業を行う際、本来は身分確認やコピー、古物台帳などが必要になってはいますが、実際スクラップ業者へもっていく際に求められたことは少なかったりします。
このような経緯も相まって、身分を隠した状態で盗品を現金にする(売却・換金)ことが容易であることから尚更被害に遭いやすい環境だったりします。
よくある盗難の実例
・資材置き場などに設置している敷鉄板 ・駐車場などに設置している車止めやガードレール ・公園の遊具(滑り台やブランコなど) ・農家などにある農機具や設備
・神社やお寺の屋根の銅板や樋
・電線
・公共設置物本体や蛇口
・グレーチングや側溝
・自動車や電動自転車に付いているバッテリー
・アルミホイール
上記のように盗難されている金属は多岐にわたり、ありとあらゆる非鉄金属製品がターゲットとされています。中でも銅関連のものとアルミ関連のものは盗難被害に多く遭っています。
だからこそ盗難対策には万全を期しておく必要があるのです。
金属の盗難を予防するために
そもそも盗難被害に遭わない為には、「敷地内に入れさせない」「建物内に入れさせない」ようにすればいいのです。
では、被害に遭わない為の対策はどうすればいいのでしょうか。
① 異常や侵入をいち早く検知
誤報要因の影響を抑え確実な検知を実現し、敷地全体を警戒可能にしたセンサー配置
② 被害に遭う前に追い払う
侵入者を検知したら即座に音・光・音声を駆使して威嚇を行い瞬時に撃退
③ 侵入検知通知で即座な対応
侵入者を検知と同時に全国どこからでもリアルタイムに現場確認可能で事後対応も行える
この3点(検知・威嚇・通知)を抑えることで被害に遭わない対策が可能となります。
コロナウイルス感染症のせいもあり、おかげで非鉄金属の相場が上がり、非鉄金属の盗難被害が多発している昨今だからこそ、今一度現在の防犯対策に問題はないか確認されて下さい。
少しでも不安があれば相談無料で対応させて頂きますので、まずはお問い合わせ下さい。
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