農家の方を悩ませる盗難被害
リンゴの主力品種「サンふじ」の収穫期を迎えた秋田県湯沢市では、盗難被害を防ぐために「フルーツパトロール」と銘打った対策が始まりました。
11月中旬まで警察官や地元住民らが、毎夜農園を見守っていくそうです。
今年は台風被害が少なかったせいか、例年よりもおいしい農作物ができている農家さんが多いそうです。だからこそ多くの需要者の手に渡り、口にしていきたいところ。コロナによって悲しい日々を過ごされた方々に、少しでも笑顔になってもらいたいもの。
そんな、農家さんの想いを打ち砕くのが心無い人による盗難問題。
こうして警察や住民の方々が協力して被害を食い止めようと尽力しても、盗難被害は起きてしまいます。
特に地方にいけば高齢化も進み、毎夜毎夜パトロールするのも一苦労のはず。
そんな負担を少しでも和らげれるよう、農業の方にお勧めの防犯対策をご紹介させて頂きます。
農業・畑での窃盗被害額増のワケ
警察庁の発表によると、農作物窃盗の認知被害件数は昨年1年間で2694件でした。
5年前と比べて563件減少してますが、1件当たりの被害規模は拡大しています。
特にこれらの被害は氷山の一角とみられ、農園が広く農家自体が気づかない場合もあれば、
仮に気づいたとしても収穫に追われ警察に被害届けを出さないケースもあるでしょう。
そうなると数字だけでは測りしれないものがあるはずです。
【農作物主な被害】
・青森県・・・リンゴ1万3000個が盗まれる。
・福岡県・・・大根6000本、長ネギ800本、高騰した高級イチゴ「あまおう」
・北海道・・・ミニトマト2460kg
・滋賀県・・・トラクター22台
なぜ件数が減っても被害額は増えるのか
十数年前から農業での外国人実習生が増えたと思いますが、犯罪者集団は彼等を使って農作物を大量に盗ませているのではないでしょうか。彼等なら農家、畑、農作物についてよくわかっています。犯罪者集団=ベトナム人、中国人などの在日アジア人と日本の暴力団の連携プレーによって大量の農作物が盗まれ、通販で販売されたり、中国などに密輸出されているのだと思います。
日本の高品質な農作物についての情報が拡散されたことで日本の農作物が狙われているのです。開放的な畑は誰でも中に入れてしまい、また夜中なら気づかれずに農作物を盗むことができます。犯罪者集団にとって、日本の高品質な農作物が簡単に盗めるからこそ被害は減らないのです。
被害を減らすには
それはやはり、しっかりっとした防犯対策を講じるしかないのです。
夜間でもクリアな録画が出来る高性能な防犯カメラを始め、動きを感知して光る人感センサーライト。他にも農機具などを収納する物置に対し、不審者を検知するビームセンサーや熱線センサー。
物置きへの侵入を防ぐシャッターセンサーにドアスイッチ、などなど。
犯人は必ず下見をします。だからこそ、「ウチはしっかりと防犯対策をしています」とアピールすることで、被害に遭わずに済むのです。
昨今、農作物はもちろん家畜の盗難被害が増えているからこそ、農家向け防犯カメラの導入を検討されている方も多いのではないでしょうか。農家の方々、恐らく防犯対策は講じたい。でも費用対効果として採算が取れるのか。色々と悩むことだと思います。
もし今そんな風に悩まれて方がいましたら、まずは一度私たちピースの無料相談に相談してみませんか?
2023年4月追記:農作物の盗難補被害は減少傾向にあり、群馬県警は被害減少の要因に盗難グループの逮捕を挙げる。昨年8月に群馬県警が、トラクターを盗んだスリランカ国籍の男を逮捕しました。この件ををきっかけに群馬、栃木、茨城、山形、静岡の各県警による合同共同捜査班が昨年3月までに、同国人盗難グループ19人を逮捕しました。グループは19年3月ごろから昨年10月ごろにかけて11県で、計67台のトラクターなどを盗んだとされ、被害総額は1億3128万円に上った。
犯罪被害が減少したのは警察による検挙と、国が農業の方に防犯対策をする際の補助金を支給するなどし、防犯意識が高まったことが大きいですね。悲しむ農業の方が減ったのは喜ばしいことです。
しかし、農業や家畜を狙った犯罪は減少傾向にありますが、一部のエリアでまだ発生しているのが現状です。では、どういった被害が起きているのでしょうか。
農業で起こっている犯罪被害
現在、農家に対する農作物被害は甚大で、実際被害に遭ったことすら気づかずにいる農家もいるでしょう。もしくは、気づいていても収穫に追われ、警察に被害届を出していないケースも見受けられます。では、どのような被害が発生しているのでしょうか。
①農作物の盗難
収穫前の農作物の盗難被害が最も多く、高級な作物は全国的にも多発しています。
②農機具の盗難
昨年、埼玉県では1月から5月の5カ月間の間で乗用トラクターの盗難が14件、乗用トラクター以外の農業機械の被害は50件も起きています。このように、農機具の被害は後を絶ちません。
③害獣による被害
害獣被害で頭を悩まされる農家のオーナー様は多いかと思います。特に近年では生息数が増えたことから幾ら対策を施していてもいたちごっこの状況です。
農業の方にお勧めの監視カメラ
この状況を打開するためには、監視カメラが必須となってきます。
もしカメラを設置していなければ、万一盗難被害に遭った際有力な情報を得ることが出来ず犯人逮捕に至ることは難しいでしょう。実際カメラを設置することで盗難抑止にも繋がりますから、被害に遭う確率も上がります。
獣害被害の場合は、録画画像を振り返ることでどういった動物なのか、どこの方角から何頭来ているのか、様々な状況を把握することで有効な対策をすることが可能となってきます。
他にも、遠隔監視によって遠く離れた場所からリアルタイムな状況を確認することも行える為、昼夜問わず農作物の状況を見ることも出来ます。
TV放送後、問合せ増加!屋外対応型の監視カメラ
先日テレビでも紹介された弊社のこのカメラの特徴は、赤外線照射が60mと夜間の暗闇の中でも遠くまでハッキリと映し出すことができます。
また、防水・防塵機能も備わっているため、屋外でも問題なく設置可能。雨風対策もバッチリ。電源さえ取れれば問題ありません。
監視カメラを設置することで以上の問題を解決出来ます。
ですが、コストに見合わないという理由から導入に至らない農家さんも多いのが現実です。
もし今、このような理由から導入を控えている方がいらっしゃいましたら、是非一度私たちピースにご相談下さい。
監視カメラの導入にはマイナス(被害)をゼロにするだけでなく、業務を効率化してプラスにする効果も期待出来ますので!
農業や畑での導入事例をご紹介
私どもピース株式会社でも、これまでに様々な農作物の被害を防ぐ取り組みを行って参りました。
その事例の一部をご紹介させて頂きます。
事例① きゅうりハウスにおける侵入防止対策
近隣の嫌がらせによる被害が続出しており、目を離したすきにハウス内に侵入し農作物を盗まれたり、荒らされたり、除草剤をまかれたりして困っていました。
ハウス周辺に赤外線センサーを張り巡らせることでハウス内に侵入させないよう警備し、万一の侵入の際はセンサー発砲時に登録されているメールアドレスを通して、生産者にいち早く異常事態を知らせるようにしました。
これにより、侵入被害の発生がなくなりました。
事例② りんご畑における盗難防止対策
畑入口箇所を重点に防犯カメラを設置し、畑外はもちろん畑内の様子を画像で記録。また、遠隔監視を行えるようにすることで、どこにいても畑の様子を見て取れるようにしました。周囲には赤外線センサーを設置し、侵入者が畑内に入ると形態に通知がいくように設定しました。
これにより、侵入被害が無くなったことはもちろんのこと、農作物の成長も遠隔で見れるようになったため、生産者には非常に喜ばれました。
このように農作物の侵入・盗難被害を防ぐには、何かしらの対策が必要不可欠です。
丹精込めて作った農作物が被害に遭わない・盗まれない対策を是非講じて参りましょう!!
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