昨年、神奈川県某市の住宅設備関連業者の資材置き場にて水道の蛇口やバルブ、電気温水器や温水洗浄便座など約630個、被害総額約400万円という事件が発生しました。
犯人は4日連続で現れ、4日目に現行犯逮捕されたとの事。
いったい何故この様な事件が発生してしまったのでしょうか。
資材置き場は狙われやすい?
資材置き場が狙われるのは理由があるからです。
1.換金性の高いものが置いてある
資材や工具、トラックや重機など沢山の物が置いてある為、泥棒にとっては宝の山なのです。
2.野ざらしになっている
事務所がある場合もありますが基本的に高価なものが野ざらしになっている場合が多く、一度敷地に入ってしまえば簡単に盗むことができてしまうのです。
3.関係者かどうか気づかれづらい
作業着などを着ていると、周りの方からは泥棒だと気づかれづらいのです。
4.夜間は人気がない
基本的に資材置き場は、郊外が多く夜間には人気がないため侵入しやすいのです。
ターゲットになるもの
1.重機やトラックなど
理由としては、重機やトラックはとても高額であること。
また、トラックに関してはタイヤがついているため盗難しやすいことも考えられます。
重機やトラックは解体されて海外に輸出されていたりするため、戻ってこないことも多々あります。
2.資材
工事現場では様々な資材があり、中でも電線を狙った盗難が多発しています。
電線には銅が使われており、建築現場では電線の使用量も多く、高値で売買されます。
被害額が100万円を超えることもあります。
数年前と比べると、銅や金などの価格がとても上がっております。
3.工具
工具も窃盗被害の対象になりやすいです。
一つ一つは重機などに比べたら安いですが、大量に盗むことでかなりの金額になり、実際の被害額が100万円を超える事もあるのです。
また、事務所などが併設されている場合は、現金やパソコン、個人(法人)情報などが盗まれることもある為、注意が必要です。
まとめ
この様に資材置き場では様々なものが盗まれるリスクがあります。
また、実際に被害に遭った場合単純なお金だけの問題だけでなく、資材・工具などがない事で業務に支障をきたしてしまう恐れがあります。
業務ができない事で、取引先からの信用を失ってしまうリスクもあるのです。
だからこそ防犯対策をする必要があるのです。
弊社では、
・狙わせない、ターゲットから外させる
・犯行途中で諦めさせる
という「予防」をコンセプトにプロの防犯設備士が様々な防犯対策をご提案しております。
少しでもご不安がある方はまずはお気軽にお問い合わせください。
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