
「11月9日の午前9日50分頃、平塚市のエステ店で客の男性が女性従業員にスプレーのようなものを吹きかけ、現金4万円を奪って逃走。女性従業員は顔や下半身にそれぞれ軽傷を負った。」
といったニュースがありました。
このように女性だけが働く店を狙った強盗事件が多発しております。
それはやはり、店内に「女性だけ」しかいないのが一番の理由になるでしょう。
そんな狙われやすい場所だからこそ、しっかりとした防犯対策が必要となって参ります。
では、どのような防犯対策が効果的でしょうか?
本記事は、防犯アドバイザーが導入事例を元に防犯カメラの重要性や設置する際のポイント、設置コストを抑える方法を解説します。エステサロンオーナーの方の参考になると幸いです。
サロンへ侵入する不審者を防ぐ対策

まずはエステサロンでの防犯対策をする前に、どういった被害が起きているのかを把握し、適切な対策を行いましょう。
プライベートサロンや女性専用サロンが狙われている
個人サロンはスタッフ1人体制での営業となり、お客様から目を離す機会が多くなってしまうため窃盗の被害が多いです。
また、自宅での営業の場合は家の中の様子をあらかじめ確認されていることもあるので、空き巣被害の対象とされてしまうこともありますので、防犯対策は必要不可欠といえます。
正しい防犯対策や、防犯カメラを設置する事でこういった被害を防ぐこともできますので、何か起きる前にきちんと対策を行うと良いでしょう。
女性専用サロンではストーカー被害も
ホームページなどでスタッフが女性のみとわかる場合、わいせつ被害やストーカー、つきまといなどの犯罪被害の対象とされないよう注意が必要です。
実際、昨年防犯カメラを設置したネイルサロンでは、スタッフへのストーカー被害が起きており、それに悩んだオーナー様からご相談を頂きました。適切な防犯対策をすることはスタッフを守るためにも必要です。
エステサロンで防犯カメラ設置するべき場所
とくにプライベートサロンはその特性上、防犯対策に力を入れる必要があります。

レジ金や貴重品の盗難・窃盗被害に注意
レジに入っている現金や、高価な商材は盗難に遭いやすいため、レジ周りと商品の陳列棚付近が映るよう防犯カメラを設置するのがお勧めです。
商品の万引きは、その場で気が付けば良いですが、後になって発覚するケースがほとんどです。
後に気が付いた場合でも、録画された防犯カメラに残った映像を確認し、証拠映像を警察提出することでスムーズな問題解決に繋がります。
また、レジ金は従業員が窃盗をする可能性もゼロではないので、必ず設置した方が良いでしょう。
お客様・スタッフが危険な被害に合わないようにするため
エステサロンのスタッフは女性であることが多く、顧客が女性限定でない場合は、男性客とのトラブルも考えられます。
店内での暴力や口論はもちろん、閉店後に店の前で待ち伏せたり、ストーカーの被害に遭うケースも考えられます。
個室だとしても女性と男性が2人になるケースでは防犯カメラを設置することをお勧めします。
ただ、着替えを撮影してしまうことは問題ですので、着替えをするスペースと施術をするスペースを完全に分けるといった対策が必要でしょう。
個人情報を守るため
エステサロンには、金銭や商品だけでなく、顧客情報が入った顧客ファイルやパソコンといった個人情報も保管されています。
これらは、お店の損害だけでなく、他のお客様への二次災害にも繋がることもあることを意識しておきましょう。
パソコンでの管理はパスワードの入力で情報を見られないようにすることは可能ですが、紙で保管している場合は、鍵付きの頑丈な棚での保管が理想的です。
現代では、個人情報は非常に大きな資産ですので、しっかりと守る意識が大切です。
エステサロンにお勧めな防犯対策
エステサロンで如何に防犯対策が必要か分かって頂けたでしょうが、では具体的にどのように
対策すれば良いのでしょうか。
防犯カメラの設置
やはり一番は防犯カメラの設置です。
特にお金を扱うことで強盗だけでなく、内部の不正の抑止にもつながりますし、何か起きた際にも監視カメラの映像をもとに早期解決がしやすくなります。
オーナーが店内に不在の時も、スマートフォンなどからいつでも映像が見れるため安心です。
防犯カメラといっても様々なタイプがあり、エステサロンの雰囲気に合ったシンプルかつスタイリッシュなドーム型カメラが人気があります。入口など人の出入りが多い所はあえて存在感のある形の監視カメラを設置するのもお勧めです。
セキュリティセンサー
泥棒・空き巣は人がいるときに入るとは限らず、どちらかと言うと閉店後など人が居ない時間帯を狙う方が圧倒的に多いのです。だからこその備えとして、閉店後のセキュリティ対策が必要となります。お勧めなセンサーは音や光で威嚇をし犯行を未然に防ぐ方法です。更に夜間でも撮影録画が可能な赤外線カメラがあるとより安心でしょう。
緊急通報装置
万が一泥棒と鉢合わせてしまった場合、犯人が襲ってきたりと命の危険があります。逃げたり助けを呼ぶことができれば良いですが、そんな余裕はないでしょう。そんな時にボタン一つで外部に緊急を知らせることが出来る機器を備えておくことでSOSにいち早く気が付くことができ、従業員の安心にもつながります。
防犯ステッカー
店舗入り口やレジカウンターにセキュリティ会社の「24時間監視録画中」といったステッカーを貼ることで、あらかじめ泥棒から狙われるリスクを減らします。最初の段階で大切なのは、「犯人にターゲットにされない」こと、「泥棒に入る隙を与えないこと」になります。
まとめ
今回は、エステサロンやプライベートサロン、女性専用サロンの防犯対策についてをまとめました。いくつかのポイントを抑えて対策を行うことで、顧客や従業員にとっても安心安全な空間を作ることができます。美容院やエステサロンなど多数の設置経験があり、貴社に合った防犯対策をご提供いたします。ハイクオリティかつリーズナブルな防犯システムはピース株式会社へ。
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