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増加する太陽光発電施設などのケーブル盗難とは?金属盗への防犯対策を解説!

  • 執筆者の写真: peace
    peace
  • 1月15日
  • 読了時間: 9分

更新日:8月18日


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増加する太陽光の金属盗難

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警察庁の「令和6年犯罪情勢」では、令和5年の金属盗の認知件数は16,276件となっています。統計を取り始めた令和2年の認知件数は5,478件であり、令和2年から5年にかけて認知件数が3倍に急増していることがわかります。一方で、令和5年の検挙件数は3,226件と令和4年の検挙件数を下回っている状況です。


なぜ太陽光発電施設が狙われるのか

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多くが郊外や人の出入りが少ない場所に設置されていることが多く、夜間は発電量がゼロなので犯行に及んでも気づかれるまでに時間がかかります。また雑草が生い茂っているとメンテナスが不十分だと、管理が行き届いていないとなり盗みやすいと想像されてしまいます。


他にも経済産業省資源エネルギー庁がHPに発電施設の住所や事業者名を公表しているため、犯人にとっては容易に盗める場所を知ることが出来るのも要因の一つです。

銅価格の上昇によって増加するケーブル盗難

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太陽光発電所で一番盗まれているものは「銅線ケーブル」です。

パネルではないの?と思われた方もいるでしょう。

実際に盗難被害が多いのは圧倒的にケーブルです。


なぜ銅線が狙われるのでしょうか


・銅製で換金が容易

・運びやすい(外しやすく軽い)

・盗む時の作業が簡単

・シリアルナンバーなどがなく追跡しにくい

・夜間は発電してないので危険性が少ない


上記のような理由からケーブルは狙われやすいです。

太陽光発電所は無人で付近に家や人通りがない立地に作られていることが多く、敷地も広いため、泥棒に侵入されやすいのです。


侵入する時間帯は発電が停止している夜間が多く、日中に下見をして夜間犯行に及ぶといったケースが多いです。


窃盗被害にあうと修理費用や新たなケーブル、パネル等の購入の負担が発生するだけでなく、修理が終了するまでの期間、発電が停止されるので売電収益も得られず二重の被害リスクが考えられます。


また、導線が狙われる理由として、世界的に銅の価格が高騰していることもあります。


銅の価格高騰


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ご覧の通り、2024年の銅の価格は、2009年と比較して「2.56倍」にまで値上がりしています。

銅線ケーブル盗難の手口「5つの傾向」

1.組織的に行っている


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盗難の犯行は、単独犯ではなくグループで、

見張りなどを設けて、組織的に行っている傾向があります。


2.犯行は計画的

事前に下見を行い、ターゲットを特定してから計画的に盗難を実行するケースが多いです。


犯行の流れ


1.Googleマップ等でターゲットを決める

事前に衛星写真などを活用して狙いやすい場所を特定します。


2.下見を行う

現地を訪れて防犯対策の有無や警備状況を確認します。


 3.盗難を実行

深夜や人通りの少ない時間帯を狙い、迅速に作業を行います。



3.盗み切れるまで、日をまたいででも行う

特に大きな発電所の場合、1日ではケーブルを盗み切れないことがあります。

そうした場合には、日をまたいで複数日にわたって犯行が行われ、

ケーブルを「盗み切る」というケースも見られます。


4.同じ発電所が何度も狙われるケースも

特定の発電所や施設が2度3度と何回もターゲットにされる傾向があります。

これは、警備が十分でないと判断されているためです。


5.どこから侵入されるか予測しづらい

盗難犯は警備の盲点を突く形で侵入するため、どこから侵入されるか予測が困難なケースが多いです。


太陽光発電所を狙った犯行は増加傾向にあり、早めに対策しておくことが重要です。


ピース株式会社では、太陽光専門のセキュリティシステムを取り扱っております。

被害に遭う前に、安心安全な防犯対策をおすすめします。

防犯コンサルタントが現地調査に伺います。ぜひ一度お気軽にご相談ください。


狙われやすい発電所「3つの特徴」


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このように、さまざまな手口で行われる太陽光発電所の盗難ですが、どのような発電所が狙われやすいのでしょうか?「特に狙われやすい発電所」についても、確認しておきましょう。


【ご注意】

ご紹介する内容に該当しない発電所でも、盗難被害に遭う可能性はあります。

あくまで「特に」狙われやすい発電所を、傾向としてご紹介していきます。

1.夜間に人が近づかない立地にある発電所

まず、夜間にひと気が少ない立地にある発電所は、盗難の被害に遭いやすい傾向にあります。

「人がいない方が犯行を行いやすい」点と「太陽光発電は夜間は発電しない」ため「感電の危険が少なく犯行が行いやすい」というのが理由です。


2.「高圧」の発電所は狙われやすい

低圧、高圧、特別高圧の中でも特に「高圧」の発電所が狙われやすい傾向にあります。それぞれの発電所においての、傾向をご紹介します。


「低圧」の発電所

低圧の発電所は、ケーブルが細く「銅の量が少ない」ため、比較的狙われにくい傾向にあります。


「高圧」の発電所

高圧の発電所は、ケーブルも太く、人があまりいない山間部にあることが多いため最も狙われやすい発電所です。

実際に、盗難の被害に遭っている発電所の多くが「高圧」です。


「特別高圧」の発電所

特別高圧は、

・常駐者がいるため、盗難が行いにくい。起きても発見が早い。

・規模が大きいため、警備会社に加入している発電所が多い

・規模が大きいため、主要箇所にたどりつくのに時間が必要

・発電所へのアクセス道路が少ない


といった理由から、比較的盗難には遭いにくい傾向にあります。

3.メンテナンスが行き届いていない発電所

「メンテナンスが行き届いていない発電所」は、人が滅多に立ち入らない発電所として盗難の現場を抑えられる可能性も低くなると考えられ、狙われやすくなります。



太陽光発電所におすすめの防犯対策

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防犯カメラのみは効果なし?

太陽光発電施設でまず一番に思いつく防犯対策の一つが「防犯カメラ」です。

ですが、防犯カメラは被害を防ぐためでなく被害に遭った際の状況を記録するために設置します。


要は本当の意味での防犯とはならず、事後対応用の防犯対策なのです。

確かに映像から犯人を特定することはできるかもしれません。ですが、いくら犯人が捕まったとしてても損害が戻ってくることはないのです。


即座に現場確認ができるセキュリティシステムがおすすめ

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このように被害も増加している太陽光発電所での被害をどう対処すればよいのでしょうか?


まず、太陽光発電所での防犯対策で最も重要なのは、リアルタイムの状況をきちんと確認できるかに限ります。

人が侵入することでセンサーが反応し音や光による威嚇のセキュリティももちろん必要ですが、そもそも太陽光発電所自体ひとけのない場所にあるため、そこで幾ら侵入者に対し威嚇したところで、駆け付けるのに十分な時間はありません。


むしろ侵入者からしても焦る必要がないため犯行しやすい環境を作り出してしまっているのです。

だからこそ、センサーが反応したタイミングで現地の状況が即座に確認できるセキュリティが必要不可欠なのです。

インターネット回線は必要?


太陽光発電所にわざわざインターネット回線を用意するのも大変です。


そこでピースでは、インターネット回線不要の自社オリジナルのルーターを装備したセキュリティシステムを用意しております。


そうすることで、センサーが反応したタイミングで登録の連絡先に連絡が入り、即座に遠い場所からでも現地のリアルタイムな状況を確認することが可能です。



もし被害に遭うと、取り返しがつかない事態に。

実際の損害は報道されている金額以上・・


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盗難被害に遭ってしまうと資材の損失や修理費用が発生します。それと修理が完了するまでの期間、発電が停止されるので売買収益も得られません。


特に遠隔監視システムを導入していない発電所の場合、点検時まで長期間に渡り被害に気付くことがない恐れもあり、更なる損害の拡大にもつながります。そうなると発電事業者にとっては当初の投資回収計画に狂いが生じかねない事態になってしまいます。


太陽光発電所の防犯対策はピース株式会社にお任せください!

盗難被害に遭いやすい太陽光発電施設では、被害に遭わないための対策が重要です。


そのために、

「犯人の侵入を気づく・犯行が及びにくい・緊急事態をいち早く知る」

という環境を作り出ます。


 「ガードバリア」で安心・安全な環境作り!! 

■侵入者にいち早く気づく環境

太陽光発電施設に警備員を常駐させれば犯行は起きません。ですがコストを考えた際に費用対効果としては現実的ではありません。そこで警備員の代わりに侵入経路となる敷地入口部や被害に遭いやすい銅線ケーブル周りに赤外線ビームセンサーを張り巡らせ、侵入者を素早く検知することでコストを抑え侵入者の存在を気づくことができます。


■犯行に及びにくい環境

センサーが部外者を検知することで、一斉に音や光による威嚇攻撃を始めます。

犯人はなぜ太陽光発電施設を狙うのか?それは暗闇に紛れ目立たず犯行に及べるからです。

そこで音や光で目立つ環境を作り出すことで目撃されることを恐れた侵入者をその場にとどめないようにします。


■緊急事態をいち早く知れる環境

センサーが侵入者を検知し威嚇攻撃を行ったとしても、その場だけでの対策となります。

だからこそ、検知と同時に登録されているアドレスにメール通知が届くようにしておけば、センサーが作動してしまった理由を遠隔操作によりいち早く知ることができます。

もし、緊急事態の際は警察へすぐさま連絡を行い駆け付けてもらうことで、これ以上ない防犯対策ができるのです。

もし、被害に遭ってしまったら

被害発覚のタイミング


1.遠隔監視で異常に気が付く


最も早く気が付くことができるのが「遠隔監視で気が付く」タイミングです。

ただ、遠隔監視を導入しても、確認をするタイミングによっては発見が遅れることもあり得ます。


遠隔監視を導入した後も、異常が起きた際にスマートフォンに通知がくるように設定しておくと異変にいち早く気が付けて安心です。


2.メンテナンス実施時

2つ目のパターンは「メンテナンス実施時」です。

メンテナンスを毎月行っている発電事業者は稀かと思いますので、発覚には時間がかかると言えます。そうなると非常に長い期間、売電が止まってしまうことになります。


前述しましたが、遠隔監視を導入して、しっかりと監視しておくことは被害の拡大を防止するためにも重要なのです。


盗難に遭った直後の動き


1.現場の状況を確認する

異変を見つけたら、現場に行くか監視カメラの映像を確認します。


2.警察に通報する

遠隔監視システムでいち早く異変に気が付いたら、カメラ映像を確認し警察に通報しましょう。


3.修繕できる業者に相談する

万が一、盗難被害に遭ってしまった場合は修繕できる業者に相談しましょう。


まとめ

太陽光発電所は盗難被害が増加傾向にあり、被害に遭うと多額の損害が生じます。

そのため、早めの防犯対策を行い、盗難被害未然に防ぐことをお勧めします。


ピース株式会社では、太陽光発電所のセキュリティを専門に行っております。

経験豊富な防犯コンサルタントが現地調査に伺います。ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。



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