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AIカメラはこれだけ違う!通常カメラとの比較や活用方法を解説

皆さんもAIという言葉は聞いたことがあるかと思います。

いわゆる人工知能技術のことを指す言葉ですが、近年はコンピュータを必要とするロボットやシステム、カメラなどにも搭載されていることがあります。

本記事では「AIカメラ」と呼ばれる製品について、従来までのカメラとの違いやAIカメラとはどんなものなのか?どのような活用方法があるのかをご紹介していきます。


AIカメラとは?

まずはAIカメラとは、どういった物なのか?

昔の映画などでは「人工知能」という言葉が頻発に登場していましたが、現実のAIカメラとは、名前の通り「人工知能(AI)」がシステムに組み込まれているカメラのことを指します。

人工知能技術によって、学習能力の向上や精度を上げることによって、従来までのカメラでは出来なかったプログラムなどにも対応可能になったり、従来よりも高精度な判断が可能になっていることもポイントです。

単純なカメラ機能だけではなく、AIが同時に働くことによって様々な仕組み化をすることが可能になります。


AIカメラ,防犯カメラ

AIカメラを使用することで可能になること代表的な項目を下記で解説いたします。

顔認証精度が非常に高く、マスクのままでも認識する

人工知能によって学習されるデータは、従来までの画像登録されたデータだけを照会して、認識するものではなくなります。

入退室管理システムなどの「顔認証技術」では、AIカメラを使用することで蓄積されたデータとリアルタイムな読み取りによって、マスクをしていても登録されている人物かどうかを判断させることが出来ます。

通常のカメラでは、認識するデータと一致しなければ認証出来なかった場合でも、AIカメラでは部分的一致からデータの整合性を作り上げて判断することになるからです。

AIカメラには「学習能力」があるため、これらの判断を可能にしています。

行動パターンの分析・来客予測

定点カメラにAIが搭載されているような場合では、その空間の行動パターンや密度などをデータ化することも可能になります。

特定のデータを集めることによって、人の行動パターンを把握し、店舗などであれば「来客予測」が可能になったり、「混雑具合の予測」をすることも可能になります。

もちろん、一定期間のデータ蓄積は必要ですが、こういった予測データの可視化はすでに様々なところで採用、実用化されています。

例外的なパターンなども合わせて学習可能なため、様々な状況で判断材料の1つになりえるのです。

人件費の削減・スムーズな顧客管理と運営

たとえば、会員証やメンバーズカードなどの提示が必要なサービスを提供している店舗などでは、認証方法をAIカメラに切り替えることによって、顧客管理をスムーズにすることなども可能です。

手動で行っていた業務をAIカメラが代用できるようになれば、その部分の人件費は削減もできます。また、AIカメラのように精度の高い管理は防犯性の向上はもちろん、「顧客の安心感」にも繋がりやすくなります。

いわゆる業務の自動化をこなせるというのも、AIカメラという技術の持つ魅力的なポイントです。

さらにAIカメラを使うと活用方法によっては【無人店舗】を運用することも不可能ではありません。

データの管理は、顔認識、クレジットカードや決済方法、各種センサーなどに任せることで、入店から退店までの一連の行動をシステム化することもできるからです。


侵入検知エリアを設定できる

例えば上記の赤枠で囲われている‟侵入検知エリア″に侵入があると、セキュリティシステムが作動し、音声での注意喚起・音声での威嚇がなされます。セキュリティ面での不法侵入者を予防するのはもちろん、危険物があり作業員などの人が立ち入ることを防ぎたいエリアを設定することが可能となります。



今までのカメラとAIカメラの違いとは?

ここで言う「今までのカメラ」とは、AIを非搭載であるということを前提に、AIカメラとの様々なポイントや違いを比較してみます。

具体的にはどのような違いがあるのか、どういったメリットがAIカメラにあるのかがおわかり頂けるかと思います。


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アルゴリズムを搭載したAIカメラ

今までのカメラで何か物を判断したり、データを照会する基準は大部分が人によって設定されていました。

しかし、AIカメラでは簡易的な複数の識別方法を繰り返していくことで、より複雑な識別方法が可能になります。

従来のカメラでは、設定された項目が一致しなければ判断出来なかった部分を、複数のデータから判断、処理することで様々なアルゴリズム(識別方法)を学習します。

アルゴリズム搭載のAIカメラは、対象を人単体だけに限らず、車体番号や空間の識別能力も兼ね備えています。このため、今後も様々な分野で活用されていくことがあると言われています。

従来のカメラでは、業種別などで必要な判断項目を人が設定していた部分を、AIカメラでは自動的に学習して検知できるという特徴を持っています。

高度な監視機能で防犯性能の大幅な向上

AIカメラは、前述の通り多数のアルゴリズムを取り入れながらカメラで捉えた被写体を判断していきます。

このため、監視カメラや防犯カメラなどとも相性がよく、より高度な防犯性能を発揮します。

たとえば、AIカメラのアルゴリズムにある検知システムには以下のようなものが挙げられます

オブジェクト検知

特定のシーンで、様々なオブジェクトを検知して認識、判断することが可能です。

街中であっても人、モノを別々に検知することが出来るため、異常が発生・検知した場合にはすぐに判断されます。

主に外観の判断に利用されるオブジェクト検知ですが、場合によっては医療現場などでも活用されていることがあります。

姿勢検知

AIカメラでは、人物の姿勢を検知するという能力もあります。

一般的にはスポーツ分野などでの姿勢改善やトレーニングに応用されている技術です。

医療現場などで人員が不足している場合には、要介護者の転倒監視などにも使用されています。

顔検出・パターン認識

顔検出は、いわゆる顔認証システムなどにも使用されている技術ですが、AIカメラの場合は監視という側面も持ち合わせています。

たとえば、無人店舗にお客様が入店した際に顔を検出して、無事に退店するまで同様に検出を続けたり、ヘルメット着用などの危険行為に及びそうな場合は警報システムと連携させたりすることが可能です。

パターン検出では、特定の条件を認識させた上で、その条件を満たした物体を検出したり、検知するものです。盗難車の捜索などにも応用されている技術の1つです。

従来のIPカメラとAIカメラ

従来のIPカメラとは、いわゆるネットワークカメラのことです。

監視カメラなどによく利用されているのがIPカメラであり、パソコンなどの端末と連携させることで遠隔からの管理やデータ共有を可能にしています。

近年ではIPカメラにAIカメラが使用されることもあり、複数の店舗やフロア別の管理など、様々な場面で活用され始めています。

防犯性能の向上や生産性の可視化など、AIカメラが蓄積したデータとネットワークを連携させていることが特徴です。

AIカメラを活用するシステムの選び方とは

AIカメラは単独で稼働させるものではなく、既存のカメラやシステムと連携させることで、新しい仕組み化が可能になるものです。

実際にAIカメラとシステムを導入するとなれば、運用するシステムによってAIカメラに求められるポイントも変化していきます。

AIカメラ導入とシステム活用には、どのような部分を確認しておけばよいのかをご紹介いたします。

導入候補のAIカメラのスペック面を確認する

AIカメラの導入を検討するうえで、スペック確認は必須です。


  • 認証の速度や認証可能な距離

  • 屋内外への設置対応の可否

  • 防水や防塵仕様の有無

  • 視野角度や画素数などの鮮明度

  • 他のシステムとの連携機能


導入の目的に応じて、AIカメラに求められるスペックは異なります。

たとえば、入退室管理システムなどと組み合わせて運用するという場合であれば


  • システム面での連携が可能かどうか?

  • 設置場所における認証速度や距離に不足した部分はないか?


という部分を気にしなければなりません。場合によっては他のセキュリティシステムの向上にも繋がります。

導入の目的に応じて変わる細かいポイントは、AIカメラを取り扱いしている専門の業者に、事前相談しておくことも重要です。



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AIカメラとシステムによる付加価値やメリット

AIカメラを活用するためには、システム導入後の付加価値や、環境の変化によるメリットも選び方の基準になるでしょう。

前述に紹介した【マスク着用での認証能力】や【検温機能との併用】、【業務効率化への影響】などなど、AIカメラによってどのような付加価値を付けられるかを知っておくと、「導入後に思っていたモノと違っていた」ということも少なくなります。

単純に、「AIカメラだから何でもいい!」というわけではありません。

AIカメラに適した環境を整えることで、AIカメラの持っている性能を効率良く引き出せるようにすることも、重要なポイントの1つです。また、導入して得られるメリットを理解しておくことで、その後の運用方法やリソース、導入コストの基準や検討などにもつながるでしょう。

AIカメラは高性能かつ非常に便利な機器ですが、効率的に運用するためには、設置場所の計算やシステム連携を含めた最適化が必要です。

AIカメラをしっかりと理解する

AIカメラを活用するためには、正しい知識と効果、性能を理解しておく必要があります。

導入する環境や目的に合わせて、どのようなステップで進めていくべきなのか?というポイントは業種や施設の規模などによっても変化するものです。

AIカメラの特徴としては、主に業務の効率化が挙げられますが、多くの場合には「防犯カメラとの併用」をされることがあります。

前述したIPカメラ(ネットワークカメラ)は、データを記録して特定の領域に保存します。

この仕組みを生かして防犯対策の向上としてAIカメラを導入すると、AIカメラの特性を活かしたネットワーク環境を作り出すことも可能です。

防犯カメラシステムとAIカメラの連携の必要性とは?

現在、防犯カメラでも主流になっているIPカメラは、ネットワークを通して遠隔での管理や記録に適したシステムの1つです。

会社や個人に限らず、防犯対策は何か起こってからでは間に合わないものです。

AIカメラの持つ特性を防犯カメラに連携させると、人の集まりやすいポイントや区域でも精度の高い識別が可能となります。

オフィスのエントランスなど、人通りの多い空間では様々な識別アルゴリズム機能を持つAIカメラが活躍しやすくなります。AIカメラのメリットの1つは従来のIPカメラだけではカバーし切れなかった部分まで、自動的に学習・判断してくれることであり、大幅な防犯性能の向上が期待出来ます。

通常、防犯カメラの導入には専門業者に依頼する、もしくは市販品を購入して自分で取り付けるのいずれかですが、AIカメラとの共同運用が前提であれば、専門業者に依頼して、合わせて防犯チェックなどもしておくと、特に気を付けるべきポイントも見つかるでしょう。




AIカメラ


AIカメラを自社で活用するために

ここまで紹介してきましたように、AIカメラは従来のカメラでは出来なかったシステム構成や業務の効率化を実現するツールの1つです。


  • 今まで以上にセキュリティ対策を強化したい

  • 業務を効率化させて、生産性を上げたい

  • 様々なデータを可視化して分析したい

  • IT技術をさらに活用したい




AIカメラがサポートできる目的は、従来のIPカメラよりも多種多様であり、応用方法や運用方法にも様々なケースが存在しています。

自社でAIカメラをしっかりと活用したい、という企業様はまずはお気軽に弊社までご相談くださいませ。弊社では防犯カメラなどのお取り扱いもございますので、過去の導入事例やしっかりとした解説と合わせて、御社に最適なAIカメラでのシステム構成をご提案させて頂きます。


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